ストレスでも血糖値は変化する

現代人は常にストレスにさらされています。人間関係も複雑化し、子供から大人までストレスを受けやすい社会になっています。

適度なストレスであれば問題はありませんが、ストレスが過剰になると心身に悪影響を及ぼします。ストレスによる暴飲暴食、アルコールの過剰摂取がエネルギーの摂り過ぎにつながり、肥満を招きます。

また、ストレスはホルモンの分泌にも影響を及ぼします。過度のストレスが加わると血液中のコルチゾールやカテコールアミンといったストレス・ホルモンと呼ばれる物質が盛んに分泌されるようになります。これらがインスリンの働きを低下させるため、血糖値が上昇します。

また、すでに糖尿病の人にとってストレスは大敵です。ストレスは食事療法がうまくいかなくなる主な原因のひとつです。血糖値測定器で測る場合にも、ストレスは影響します。

極度の緊張状態、ストレスをため込んでいる場合、血糖値が上がることがあります。そのような状況での測定結果と、そのような状況が解消された時での測定結果だと、測定値に差が生じます。

血糖値が通常より高い場合、こうしたストレスが原因になっていることも考えられるので、何度か違う時間で測ってみて、それでも異常な数値が出た場合は、すぐに主治医に相談しましょう。